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ある関与先のお話

専務さん(当時)のお話です。

 

 

昔は、仕事をとるより、人材確保が大変な時代でした。

やっと確保した人材には、いかに長く働いてもらうかに腐心したものです。

 

当時、社長(専務さんの父親です)いわく、「うちは有給なんてないから」

週40時間制への対応を迫られても、「そんな法律知らんし」とまったく無視。

 

月給制を日給制に変えたり、休日出勤を強制したことも。

1ヶ月休みなしもしばしば。

家族経営のまま30年経っていました。

 

当然ある社員が監督署に。

 

監督官、給与明細を見るなり

「これはいけませんね、是正してください」

是正勧告です。

 

組合が結成されました。

 

社長いわく、「そんなん作るんやったら会社なんかやめたる」

物議をかもし出し、労使の争いがスタートしました。

 

残業未払い1,000万という問題が表出。

組合いわく「1,000万円我々に払え」

 

税務署と監督署に相談。

監督署いわく「労組に払っても、賃金未払いは残りますよ、賃金は労働者に払ってください」

税務署いわく「労組に払うということは接待交際費ですよ」

当時の顧問の社労士や弁護士に相談するもらち明かず、ここでCharlieとの出会いが。

 

真正面から向き合うか。

ウソや偽りはなし……ガチンコで対峙することにしました。

 

労使間には、完全に溝ができていました。

経営の危機でした。

実際、もう会社やめようか、という思いもたびたびでした。

 

当時の従業員は、「ほしい、ほしい、ほしい」……要求ばかり。

数多く重ねた団体交渉。2週間に1回のハイペース。

血圧は上がるし、団交後の酒量は増えるし。

 

今となれば、そんな些細な事も出来なかったのか、と振り返れるのですが、

労組ができたからこそ一致団結できたことも事実です。

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